第35回日本診療放射線技師学術大会

国民と共にチーム医療を推進しよう

彩の国から未来へ

NN(ネットワークナウ)連載企画 埼玉への道 1
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
第6回 第7回 第8回 第9回 最終回
NNの連載記事をHP用に編集して掲載しています
何もない、わけではない
  2019年9月14日(土)から16日(月・祝)までの3日間、埼玉県さいたま市大宮区において第35回日本診療放射線技師学術大会が開催されます。さて、埼玉といえば皆さま何を思い浮かべるでしょうか? もちろん県内に名所・名物はあるものの、ミシュラン三つ星のように宿泊してまで訪れるべきものと言われれば「何もないのでは…」と、言葉が詰まります。ある日、偶然見たTVのインタビューで『埼玉の良いところ』という質問に、一般の埼玉県民の方が「東京に近いところ」と言ってしまう始末です。
 都道府県魅力度ランキングで常に下位に位置する埼玉県は、全国大会のような機会がなければ東京へ向かうために通過する県というイメージかもしれません。しかし、われわれ埼玉県民は別に悲観的に思っているわけではありません。埼玉は都心部で働く方のベッドタウンという一面が色濃いため“遊びに行く場所”というより“住む場所”という認識が強いのです。そして各地域には生活に必要な施設だけでなく、十分楽しめる商業施設が建てられ、その街ごとに色が出ます。秩父の自然や文化、鉄道や鋳物の街、アリーナもあればプロ野球・Jリーグチームお膝元の街もあります。“何もない”わけでなく、大体のモノはそろっているのです。ただ“住む場所”という認識が強いため、魅力的な観光県である必要性を強く感じない県民性があるのかもしれません。
 今回、サブテーマに「彩の国から未来へ」を掲げています。「ダ埼玉」と言われた埼玉のイメージアップ推進から始まった「彩の国」という名。先にも申し上げた通り「何もない」県で“ない”ことはご理解いただきたい。意外と色彩豊かな埼玉は、そこそこ都会でそこそこ田舎、たくさんある地元のソウルフードなど、それ
なりにそろった飽きない街(県)です。せっかくの機会です、放射線における医療の未来を本大会で感じ、共に考えてみませんか? われわれもできる限りのおもてなしを考え、お待ちしております。
 これから次回学術大会までの「埼玉への道」は、大宮周辺だけでなく、埼玉全体の街やモノにスポットを当ててご紹介致します。どうぞお楽しみに。
〜埼玉への道 予定コンテンツ〜    
第1回:イントロダクション 何もない、わけではない
第2回:大宮という街
第3回:埼玉のB級グルメ&ソウルフード
第4回:秩父・長瀞へ行ってみよう
第5回:古墳→のぼうの城→陸王=行田市
第6回:埼玉の酒・全国2位「うどん県、埼玉」
第7回:小江戸「川越」と狭山茶「狭山・入間・所沢」
第8回:浦和vs大宮? + 川口市と深谷市
第9回:そして大宮(大会会場周辺のご案内など)
最終回:大会に向けて