
一般演題U MRI
第1会場 国際会議室 Zoomミーティングルーム@
10:50-11:20
- 自動断面設定を用いた膝関節MRIにおける再現性の検討
- 埼玉医科大学病院 中央放射線部
- 筆頭演者:若林将希
- 共同研究者:近藤敦之、渡部進一、釆澤大志
-
- 【目的】膝関節MRI撮影の経過観察では高い再現性は重要であるが、撮像断面の設定は操作者によってばらつきが生じる。そこで、MRI
- 装置に搭載されている自動断面設定方法のSmart Examを使用して、膝関節MRI撮像断面における再現性について評価をおこなった。
- 【方法】20人の膝関節MRI3断面を教師データとして取得した。Smart Examを使用した際の撮像中心と撮像断面が教師データ数により変動するかを検証した。また、同様にポジショニングする際の膝の向きを変更した場合の撮像断面の変動についても検証した。
- 【結果】両膝関節ともに教師データ数15以上で撮像中心1mm、撮像断面1°以内になった。また膝の向きを変更した場合でも大きな変化はなかった。
- 【結論】15人以上学習させたSmart Examを併用することで再現性の高い撮影を行えることが示唆された。