
一般演題X MMG
第3会場 市民ホール404 ZoomミーティングルームB
13:50-14:30
- 異なるフィルタを有した乳房X線撮影装置におけるコントラスト検出能の比較検討
- 上尾中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:大束梨子
- 共同研究者:樋口誠一、市浦京子、藤井紀明
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- 【目的】当院ではAgフィルタ搭載の装置AとRhフィルタ搭載の装置Bを所有している。臨床条件において両装置間におけるフィルタのコントラスト検出能について比較検討を行った。
- 【方法】@装置Aにて3つの線量モード(DOSE、STD、CNT)でPMMAファントム(40、50、60mm)をAEC撮影し、各撮影条件を取得した。APMMAファントムの間にCDMAMファントムを配置し、@で取得した撮影条件にて両装置で撮影した。装置間におけるIQFinv.及びコントラストディティールカーブ(CDC)の比較を行った。
- 【結果】いずれのPMMA厚でも、各線量モードにおいて装置間におけるIQFinv.は同等であった。またCDCでも撮影条件やPMMA厚に依らず装置間での検出能は同等であった。
- 【結語】当院の両装置間ではフィルタが異なる場合でもコントラスト検出能は同等であることが示唆された。