
一般演題W 一般撮影・透視・AGA
第3会場 市民ホール404 ZoomミーティングルームB
11:20-12:30
- パノラマ4分割撮影における高速モードを用いた撮影条件の検討
- 上尾中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:瀬谷一馬
- 共同研究者:大山ありす、青木優太、立野友香、佐々木学、藤井紀明
-
- 【目的】パノラマ4分割撮影では、開口時に疼痛を伴う患者の場合、短時間での撮影が望ましい。そこで高速モードにより短時間で画像が得られると考え、従来使用している標準速モードに対して同等の画質が得られる高速モードの撮影条件を検討した。
- 【方法】@頭部ファントムを用いて、標準速モード(撮影条件:Auto Lv+1)と高速モード(撮影条件:Auto Lv0〜+6)を撮影した。A物理評価として顎関節・下顎骨のコントラスト・RMS粒状度を算出した。Bコントラスト・鮮鋭度・ノイズの項目について正規化順位法により視覚評価を行った。
- 【結果】物理評価ではAuto Lv0〜+2でコントラストが従来よりも高くなった。視覚評価ではコントラスト・鮮鋭度においてAuto Lv+2で従来と同等となった。
- 【結語】高速モードAuto Lv+2に設定する事で標準速モードと同等のコントラスト・鮮鋭度が得られた。