
一般演題T 一般撮影・透視・AG@
国際会議室 Zoomミーティングルーム@
9:50-10:50
- 足関節側面像における再撮影の判断基準の検討
- 三郷中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:平形卓弥
- 共同研究者:牧野拓未、澤田英二、松村裕太、長坂 純
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- 【目的】Positioning iを用いることで足関節側面の再撮影における明確な基準を設定することができるかの検討を行った。
- 【方法】当院で撮影した足関節側面の画像に対して、距骨滑車上面の内顆、外顆のズレが何mmであるかを調べた。ズレを調べた画像を当院の技師及び、整形外科医に見てもらい、再撮影が必要かどうかを判断してもらった。
- 【結果】調べた画像の内、再撮影した画像のズレを平均したところ4.05mmであった。再撮影の有無を判断してもらったデータを、ズレの大きさ順にグラフ化したところ、3.5mmを境に再撮影が必要と考える人が過半数を占め、4.4mm以上では約9割が、再撮影が必要であると回答した。また当院の整形外科医は4.4mm以上の画像を再撮影と判断していた。
- 【まとめ】結果を踏まえて医師及び技師で検討したところ、4.0mm以上を再撮影の指標とするのが妥当であるという結論に至った。