
一般演題V 安全管理・治療
第2会場 国際会議室 市民ホール401 ZoomミーティングルームA
13:50-14:40
- 当院での一般撮影における再撮影率の傾向と対策
- JCHO埼玉メディカルセンター 放射線技術部
- 筆頭演者:濱田千沙希
- 共同研究者:奥田圭二、鶴岡伸一、北山貴章、浅賀やよい
-
- 【目的】 一般撮影業務において再撮影を行うことがある。再撮影管理を行うことで再撮影率を減らすことができるか検討する。
- 【方法】 放射線科情報システムでの検査実施時に再撮影枚数と再撮影理由を登録する。抽出したデータから再撮影理由、撮影方法、撮影技師などに分類して再撮影率を算出する。毎月放射線部内で情報共有を行った。放射線部内全体と技師別の再撮影理由割合をグラフで可視化し、技師個人に共有して再撮影減少の意識向上を図った。
- 【結果】 2020年7月から2022年10月までの平均の一般撮影全体の再撮影率は6.48%で、今年度の再撮影率は6.19%と減少傾向を示した。
- 【考察】 再撮影管理により再撮影の要因を把握できたことが技師個人の意識向上に繋がったのではないかと考える。【まとめ】 今後も引き続き再撮影の管理を行い、傾向を分析して撮影技術の向上、再撮影に対する意識の向上を図る。