
一般演題T 第2会場
(ZoomミーティングルームA)9:00_9:40
- プライバシーに配慮した更衣室患者モニタリング
- 埼玉医科大学病院 中央放射線部
- 筆頭演者:松本朱音
- 共同研究者: 山崎富雄,平野雅弥,高橋 忍
- 【目的・方法】X線撮影を行うにあたり、障害陰影となり得るものを外すため更衣室を利用することは多いが、更衣室内の様子常に把握することは難しい。デバイス開発で問題点を解決するニーズマッチングが当院内にて行われ、更衣室内の問題点を解決できないか提案した。
【結果】カメラを用いた監視はプライバシーの問題もあるが、レーダー技術により人との距離を測定し、更衣室内の様子をモニタリングするデバイス「見守りレーダー」が開発され導入した。更衣室内に設置したレーダー装置から無線LANを経由し操作室側タブレットのアイコン表示により更衣室内の状態や入室からの経過の把握が可能になった。検知には多少のタイムラグがあるため声かけなどを行い患者容体確認も必要である。
【結語】見守りレーダーの導入により、プライバシーを確保しながら更衣室内の様子を確認できるようになった。