
一般演題T 第2会場
(ZoomミーティングルームA)9:00_9:40
- 全国規模で行われたアンケート調査の公表結果からみる埼玉県の放射線治療担当技師の状況
- 埼玉医科大学総合医療センター 放射線腫瘍科
- 筆頭演者:畑中 星吾
- 共同研究者:轟 圭介 , 大友哲也 , 針生将嗣 , 新保宗史 , 橋健夫
- 【目的】安全な放射線治療のためには充分なマンパワーも重要である。しかし、人的配置について埼玉県の施設に着目した調査はない。そこで、埼玉県の現状を明らかにするため、まずは既存の調査報告を基に現時点で明らかにされている県内の情報をまとめたので報告する。
【方法】日本放射線腫瘍学会が全国の放射線治療施設に対して行った構造調査の公表データを基に、埼玉県に関する情報を抽出し、他の都道府県と比較した。
【結果】2015年のデータより、埼玉県の年間治療患者数に対する放射線治療担当技師数は関東で最も少なく、全国でも5番目に少ないことがわかった。
【考察・まとめ】全国規模の調査結果を解析し、埼玉県全体では患者数に対する技師数が他の地域と比べて少ないことがわかった。しかし、本データのみでは詳細を明らかにすることが難しいため、今後は県内でアンケートを実施するなど、環境改善につながるデータを取得していきたい。